射撃用スポッティングスコープ(フィールドスコープ)
1.射撃用屈折式スポッティングスコープ
射撃用のスポッティングスコープといえば、軍事メーカーの屈折式のスポッティングスコープがベストだと思います。上から覗くことが多いのでアングルタイプの方が使い勝手いいと思います。
ミル入りのスポッティングスコープがベストですが、市場には出回っておらず、一般市場で唯一販売しているミル(レティクル)入りのスポッティングスコープはこちらです。
SP003 サファリ SP003 OBSERVER TAS20X60
メーカー価格:70,000円
レティクルはこんな感じです。オーソドックスなミルドットです。
レティクルの拡大写真です。
倍率 | 20倍 |
対物レンズ | 60mm |
実視界 | 1.6° |
見掛視界 | 32° |
最短フォーカス | 10m |
全長サイズ | 315mm |
重さ | 980g |
防水 | 完全防水 |
コーティング | フルマルチ |
三脚 | 付属 |
実際問題、ミル入りのスポッティングスコープは少し高級なので同サイズで少しスペックを落としたスポッティングスコープのご紹介です。レンズにミル(レティクル)はいっておりません。
CELESTRON スポッティングスコープ 15~~45倍 50mm口径 15-45×50 CE52228
もう一つこちらも同サイズでコンパクトスポッティングスコープです。
アマゾン価格
参考価格: | ¥ 24,686 |
価格: | ¥ 21,313 通常配送無料 |
OFF: | ¥ 3,373 (14%) |
三脚やハードケースとソフトケースが同封されています。
- 15倍~45倍のズームタイプで幅広い倍率で観察可能です。
- フーリーコーティングを施しておりクリアで明るい視界を実現しています。
- 防水タイプで突然の雨や水辺での使用にも最適です。
- 卓上式のミニ三脚付属で固定して観測頂けます。
- アルミのキャリングケースとソフトキャリングケース付属で持ち運びや収納に便利です。
- 15倍で15mm、45倍で11mmのアイレリーフで眼鏡を掛けても見やすい設計です。
- 重量:約510g
アマゾンUSAの評価はこちらです。27人が参考になったと言っています。
私はこのスポッティングスコープを射撃レンジで使用する為に購入しました。
ズーム機能は15倍から45倍です。
15倍での性能は抜群にいいです。しかし、ズーム機能を使用すると、鮮明さと解像度はあまりよくありません。
しかし、15倍で使用する場合は、シューティングレンジでは十分に機能を発揮します!
30倍で使用する場合は、日光が出ている場合では十分に機能を発揮しません。
価格と品質を考えると非の打ち所がありません。
より長距離での使用を想定する場合は、より高級品を購入を考えないといけません。。。。
Nikon 単眼望遠鏡 フィールドスコープ チャコールグレー FSED50CG
アマゾン価格
参考価格: | ¥ 43,200 |
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ED50-A | ED50-A | |
対物レンズ有効径(mm) | 50 | 50 |
合焦範囲(m) | ∞~3 | ∞~3 |
全長×高さ×幅(mm)<本体のみ> | 207×98×71 | 209×94×71 |
質量(重さ)<本体のみ>(g) | 470 | 455 |
●本体内部に窒素ガスを充填した防水型*。雨天での観察や気温差の大きな場所での使用でも、レンズ内部に曇りが生じにくくなっています。
●対物レンズ有効径50mm。軽量で携帯性に優れた小型のフィールドスコープ。
●対物レンズにニコン独自のEDガラスを採用。
●レンズ・プリズム・防塵ガラスの全面に多層膜コーティングを施し、明るい視野を実現。
●ボディ色として、チャコールグレー、オリーブグリーンをラインアップ。
*1mの水深に5分間浸かっていても内部光学系に異常がなく、観察に影響のない防水設計。ただし、水中での使用はできません。
2.C90 MAK SPOTTING SCOPE
射撃にマクストフカセグレン式のスポッティングスコープも使用されているようです。確かに映像はシャープ見えます。
スポッティングスコープ(SPOTTING SCOPE)のセレストロンのC90 MACのご紹介です。
- メーカー型番 : CE52268
- 光学系 : マクストフカセグレン 口径 : 90mm
- 焦点距離 : 1250mm F値 : 13.9
- コーティング : マルチコート
- 鏡筒長 : 406mm 重量 : 2.27kg
- 付属品1:アイピースPL32mm(39倍)、45°正立プリズム、8×21正立ファインダー
- 付属品2:キャリングケース、日本語取扱説明書&日本国内保証書(2年間)
口径90mmと大型なので、言うまでもなく集光力が大きいのと、マクストフカセグレンの構造上、全長あ約40cmととても短く取り回しはとても便利です。
また、天体メーカーのスポッティングスコープ(SPOTTING SCOPE)だけあって、天体望遠鏡用のアイピースも使用可能です。あらたにアイピースを買う必要はないです。
バードウォッチングの本場イギリスでC90MAKの評価をアマゾンで見てみましょう。
はやりなかなか高いですね。総じてコストパフォーマンスがいいのが魅力と思います。
118人が参考になったと言っています。
他の評価ではフォーカスの緩さが指摘されていますが、私自身は全く問題なく使用できています。ソニーのNEX 5NとT2マウントリングを使用して、とても綺麗でシャープな月の撮影にに成功しています。それもA3サイズに耐えうるほどです。
イギリスのアマゾンには作成写真が載っていませんでしたが、スポッティングスコープ(SPOTTING SCOPE)ですが、天体望遠鏡用としても十分に威力を発揮します。こちらのサイトに作例写真が掲載されています。


射撃での使用を考えると天体のシャープさより、風景画像のシュープさが求められます。こちらはC90MAKで撮影した野鳥の作例です。やはり天体画像と風景画像ともにシャープな画像が間違いないようです。
3.ミル入り双眼鏡日本製 TAC-M728
スポッティングスコープ(フィールドスコープ)ではないですが、 ミル(レティクル)入りの双眼鏡のご紹介です。
ちなみにミルレティクル)入りとは、レンズにメモリが刻まれており、対象物の大きさや、対象物までの距離を測ることを目的に入れられています。
こんな感じです。
ライフルスコープではミル(レティクル)が普通ですが、双眼鏡やスポッティングスコープ(フィールドスコープ)でレティクルが入っているものは軍用関係のものが一部出ている程度で、あまり一般市場にはでていません。
そんななか、サイトロンジャパン(タスコ)が有名です。実際に自衛隊、警察にも豊富な導入実績があります。
まずは、代表的なこちらの双眼鏡です。
まずは、日本製の安心感です、製造元はアマゾンのレビューにも書かれています。たぶんオープンにしてはいけない情報みたいなので、アマゾンのレビューを確認して下さい。笑
- 原産国:日本
- 倍率 : 7倍
- 対物レンズ : 28mm
- 対物レンズ:フルマルチコート
- プリズム:Bak4ダハプリズム
- 明るさ:16
- 実視界:7.3°
ストラップと迷彩ケースも付属しています。
双眼鏡の接眼部分はラバー素材になっているので、織り込むことでアイリリーフを調節できます。眼鏡ユーザーの方もアイリリーフを気にすることなく使用できます。