スポッティングスコープの種類
1.スポッティングスコープを用途で分ける
スポティングスコープの用途で大きく2つに分けれます。
1.野鳥観測
まずは、野鳥観測用スポッティングスコープです。日本での利用はほとんどは野鳥観測用だと思います。
2.軍事用
二つ目は軍事用としてのスポッティングスコープです。スナイパーとパートナーのスポッターと呼ばれる兵士が使用します。目標の確認などにスポッティングスコープを使用します。
実は知らいな方も多いかもしれませんが、ミリタリーメーカーも多く、そして種類も多いです。
2.スポッティングスコープを機能で比較
1.屈折式
対物レンズを利用し光を集めます。外気に対しての温度順応が早めで鏡筒内の空気の動きが少ないため視野の像が安定しコントラストの良い像が得られます。ほとんどのスポッティングスコープ(SPOTTING SCOPE)がこのタイプになります。
2.マクストフカセグレン式
天体望遠鏡によく使われる方式ですが、以外に以外にスポッティングスコープとして使い勝手がいいです。
構造はこんな感じです。
屈折式と反射式の利点を組み合わせたモデルになります。主鏡と副鏡ともに球面鏡で製作され、シュミットカセグレン式の補正レンズの代わりにメニスカスレンズを補正レンズとして利用しています。F値が大きく焦点距離も長めなので、撮影や観測に最適です。
つまり!!
利点としては
・経口が大きいので
・短いので取り回しがいい。
代表的な商品はセレストロンのC90 MAK SPOTTING SCOPEです。
3.おすすめスポッティングスコープ
前章に続きおすすめスポッティングスコープ(SPOTTING SCOPE)のセレストロンのC90 MACのご紹介です。
- メーカー型番 : CE52268
- 光学系 : マクストフカセグレン 口径 : 90mm
- 焦点距離 : 1250mm F値 : 13.9
- コーティング : マルチコート
- 鏡筒長 : 406mm 重量 : 2.27kg
- 付属品1:アイピースPL32mm(39倍)、45°正立プリズム、8×21正立ファインダー
- 付属品2:キャリングケース、日本語取扱説明書&日本国内保証書(2年間)
口径90mmと大型なので、言うまでもなく集光力が大きいのと、マクストフカセグレンの構造上、全長あ約40cmととても短く取り回しはとても便利です。
また、天体メーカーのスポッティングスコープ(SPOTTING SCOPE)だけあって、天体望遠鏡用のアイピースも使用可能です。あらたにアイピースを買う必要はないです。
バードウォッチングの本場イギリスでC90MAKの評価をアマゾンで見てみましょう。
はやりなかなか高いですね。総じてコストパフォーマンスがいいのが魅力と思います。
他の評価ではフォーカスの緩さが指摘されていますが、私自身は全く問題なく使用できています。ソニーのNEX 5NとT2マウントリングを使用して、とても綺麗でシャープな月の撮影にに成功しています。それもA3サイズに耐えうるほどです。
イギリスのアマゾンには作成写真が載っていませんでしたが、スポッティングスコープ(SPOTTING SCOPE)ですが、天体望遠鏡用としても十分に威力を発揮します。こちらのサイトに作例写真が掲載されています。

